2014年12月11日

血圧測定と薬物療法

医療機関で測定するときの注意

高血圧は自覚症状がないままひそかに進行する「サイレントキラー」です。
このサイレントキラーの存在にいち早く気づき、適切な健康管理を行うためには、定期的な健康診断を受けて血圧をチェックしておく心がけが大事です。医療機関などで血圧を測定するときの注意点を、以下にまとめてみました。
  1. 測定前夜は十分な睡眠を取る
  2. 測定前は喫煙やコーヒーを飲むことを控え、トイレを済ませておく。検査時問に遅刻してあわてることのないよう、時間に余裕をもって検査にのぞむ
  3. 腕まくりしやすい衣服を着ていく
  4. 食事は検査の1時間前には済ませておく

白衣性高血圧

医療機関などで血圧を測定するとき、医師や看護師を目の前にしてにわかに緊張し、血圧が高く測定されることがあります。これを「白衣性高血圧」といいます。通常、血圧の測定は2、3回行ってその平均値を測定値としますが、測定するごとに値が下がるようなら、白衣性高血圧の可能性が高いでしょう。白衣性高血圧であれば治療の必要はありませんが、医療機関だけでなく、家庭での血圧チェックによって血圧を把握しておくことも、健康管理のうえでとても重要です。

自宅で測定する場合

家庭で血圧を測定する場合は
  1. 朝一番のトイレの後、あるいは入浴1時間後など、毎日同じ時間に測定する
  2. 左右どちらの腕で測るかを決めて、座る、あるいは腰掛けた状態で。測定するときはつねに同じ姿勢で行う
  3. 医療機関同様、測定前は安静な状態を保ち、測定は2、3度行う
最近では、手首で簡単に測定できるものなど、さまざまな血圧計が出回っていますわんたいが、おすすめは二の腕に腕帯を巻いて測るタイプ。あまりに安価なものは正確さに欠けることがありますので、医療専門メーカー品で、1万円前後のものがよいでしょう。

薬物療法について

高血圧の治療は食事、運動療法が基本ですが、血圧のコントロールがうまくいかなかったり、合併症の進行が深刻な場合は薬物を使用します。治療薬には、血管を拡張させるカルシウム括抗薬、動脈硬化に効果のあるACE阻害薬、心疾患に効果のあるβカロテン−遮断薬、細動脈を広げるα-遮断薬などがあります。

服用の注意

これらの降庄薬を服用するときは、薬の効果を強める、あるいは逆に効果を弱めてしまう成分を含む食べ物に注意が必要です。
たとえば、グレープフルーツはカルシウム括抗薬の作用を増強させますし、納豆は血液の凝固を防ぐワーファリンの効果を阻害します。
また、牛乳や魚、炭酸飲料、カフェインとの食べ合わせが問題となる薬もありますので、主治医や薬剤師の指導のもと、食べてはいけない食品をしっかりチェックしておきましょう。なお、アルコールや喫煙も薬の作用に影響をおよぼしますので、服用の際は十分な注意が必要です。
高血圧の治療に使われる薬はこちら。
posted by Blood pressure at 11:35 | Comment(0) | 血圧の基本情報
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