2014年12月20日

高血圧予防に役立つ特定保健用食品「トクホ」

特定保健用食品=「トクホ」とは、健康を保つ効果のある成分を含んでいることが医学的・栄養学的に証明されていて、なおかつ具体的な用途を表示できる食品のことをいいます。
たとえば、「おなかの調子を整える食品」、「コレステロールが高めの方の食品」、「歯を丈夫で健康にする食品」、「血糖値が気になり始めた方の食品」といった具合に、ある特定の症状に対して、どんな成分が効果を発揮するのかということが、具体的に明記されています。
特定保健用食品は、摂取しやすいお茶やスープ、お菓子のような形態で、スーパーやドラッグストアなどで購入できます。とはいえ、特定保健用食品はあくまで食事療法を補助する食品ですから、過信するのは問題です。とくに、高血圧と診断されて薬を処方されている場合は、必ず主治医に相談してから利用しましょう。

特定保健用食品は効果別に分類されますが、そのなかには「血圧が高めの方の食品」という項目があり、それらの食品には、「ペプチド類」あるいは「杜仲葉配合体」という物質が含まれています。ペプチドは、血管を収縮させるホルモンの生成を抑えるとともに、血圧を下げる物質が分解されてしまうのを阻止する働きがあります。

トクホではありませんが『ライオンの「トマト酢生活」』も評判のいい血圧を下げる健康食品です
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2014年12月16日

血圧が高いときに積極的に摂りたい栄養

カリウム

カリウムには、ナトリウムの排泄を促進して血圧を下げる働きがあります。ですから、食塩の多い食品を摂取してナトリウムが過剰になったときは、カリウムをたくさん摂取することによって、血圧の上昇を抑えることができます。
逆にいえば、カリウムが不足すれば、ナトリウムが体内にたまって高血圧につながります。高血圧の改善には、積極的にカリウムを摂りましょう。

カルシウム

カリウムと並んで積極的にとることをおすすめしたいのが、カルシウムです。カルシウムはナトリウムの働きを打ち消す性質をもっており、カルシウムを豊富にとれば、それだけナトリウムを多く排泄することができます。また、カルシウムをたくさん摂取することが、動脈硬化の予防につながるというデ一夕もあります。高血圧、動脈硬化予防にカルシウムは不可欠です。

マグネシウム

カルシウムが高血圧を予防すると説明しましたが、有効なはずのカルシウムが、場合によっては血圧の上昇につながることもあります。そんなカルシウムの作用を押しとどめ、ちょうどよい具合に血圧をコントロールしてくれるのが、マグネシウムです。マグネシウムは、カルシウムに比べると摂取不足になりやすい栄養素なので、とくに注意して摂取するようにしましょう。

DHA・IPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)、IPA(イコサペンタエン酸)、どちらも不飽和脂肪酸の一種で、まぐろ、さば、いわし、さんまなどの青魚に多く含まれる栄養素です。
DHAは、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効果が高く、IPAは血栓の生成を妨げる働きがあります。いずれも血液をサラサラにするのに欠かせない栄養素で、動脈硬化の改善に大変役立ちます。

ビタミンC

ビタミンCには、抗ストレスホルモンの合成を促進する働きがあるため、ストレスを抑えて血圧の上昇を防ぐ働きがあります。それに、コレステロールを酸化させて動脈硬化を促す活性酸素を取り除く働きもあり、生活習慣病の改善には欠くことのできない栄養素です。一方、ビタミンEには抗酸化力を強める働きがあるため、酸化による血管の老化を予防し、血管を若々しく保つ効果があります。また、ビタミンEはビタミンCの働を助ける役割も果たすので、両者を一緒にとれば、動脈硬化がいっそう改善され、高血圧にも大変効果的です。

ファイトケミカル

ファイトケミカルとは、野菜の色素や苦味、あくなどに含まれる非栄養素系機能物質をいい、代表的なものにイソフラボン、タウリン、アントシアニン、カテキンなどがあります。ファイトケミカルは抗酸化作用が強く、ビタミンや食物繊維などと並んで、動脈硬化の予防に大きな効果が期待されています。

代表的なファイトケミカル

  • サポニン…大豆・大豆加工品
  • イソフラボン…大豆・大豆加工品
  • ルチン…そば・アスパラガス
  • リコピン…とまと・にんじん
  • ピラジン…ほうれんそう、ピーマン
  • ケルセチン…たまねぎ・ブロッコリー
  • タンニン…れんこん・お茶
  • アントシアニン…ブルーベリー・いちご
  • エピカテキン…りんご
  • カテキン…緑茶・ウーロン茶
  • ナリンギン…グレープフルーツ・夏みかん
  • リルグナン…ごま
  • フコイダン…こんぶ・わかめ
  • カプサイシン…唐辛子
  • ルテイン…ほうれんそう・ブロッコリー
  • グルカン…しいたけ・まいたけ
  • フラパノン…グレープフルーツ・夏みかん
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2013年10月01日

善玉菌を増やし腸の調子も整える「ヨーグルト」

ヨーグルトの起源は、非常に古く、中央アジアの遊牧民が、有史以前に滋養強壮剤として食べていたと言われます。古代エジプトでも薬や化粧品として活用されており、ギリシア、インドなど世界中にヨーグルトを珍重した記銀が残っています。
日本にも古くからあったのですが、一般的に知られたのは明治27年に商品として発売されてからです。近年は、健康食としての認知が高まり、年々消費量は増加しています。

栄養と効果

ヨーグルトの栄養素として最大の特色と言えるのは、やはり乳酸菌です。腸内で善玉の細菌として、腸の機能を整える作用をもつ乳酸菌は、、便秘や下痢を予防し、腸内での毒素発生を抑えることで大腸がんの予防にも効果があります。
そしてこの乳酸菌が体内でのコレステロールの吸収や合成を抑えている可能性が高いのです。
しかもヨーグルトにはカルシウムが豊富に含まれています。カルシウム同様に体内のナトリウムの排泄を促す作用があります。
しかもカルシウムの吸収を乳酸菌たんぱく質が助けるため、高血圧に対する効果は、相乗的に高まるのです。

ヨーグルトについて

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加糖のヨーグルトは、肥満の原因になるので、無糖(プレーン)のものを選びます。
ヨーグルトは、時間がたっても開封しなければ簡単には腐敗しませんが味が落ちます。ただし一般には、容器の外からヨーグルトの様子は見えませんから、製造年月日をよく確認しましょう。開封してからうわずみが多めで変な臭いがしたら変質していると思って間違いありません。

うわずみについて

ヨーグルトのうわずみは「乳清」あるいは「ホエー」と呼ばれ「栄養価が高い成分です。捨てずによくまぜて食べるようにします。
スプーンなどの食器は清潔なものを使い、雑菌が入らないように注意します。加熱すると酸味が増すので最低限にします。

保存方法

時間が経過すると酸味が強まり、味が落ちます。開封後は早めに使い切るようにします。
必ず10度以下の温度で冷蔵します。
冷凍すると分離して味は著しく低下します。

高血圧に効く成分

  • カルシウム…高血圧を悪化させるストレスの抑制
  • ビタミンB1…神経の機能調節
タグ:ヨーグルト
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2013年09月28日

グロブリンが血管の弾力性をアップ「大豆」

中国を原産地とする大豆ですが、縄文時代にはすでに日本でも食料として利用されていました。肉を常食する習慣のない日本人にとって、各種のアミノ酸をバランスよく含む大豆は最良のタンパク源だったのです。
そのため、豆腐、納豆、ゆば、油揚げ、さらにみそ、しようゆなど、同じ素材とは思えないような加工品も多数作られました。最近では、高タンパク、良質な栄養源として低カロリーのヘルシーさから、海外の人気アーティストにも人気が高まっています。

栄養と効果

大豆のたんぱく質比率は30〜40%もあいr、人間に必要なアミノ酸を理想的な組成で含んでいます。これが「畑のチーズ」「畑の肉」と言われる理由です。
大豆の主なたんぱく質であるグロブリンには血管の弾力性を高め、血管にコレステロールを蓄積しない作用があります。
しかも20%前後含まれる脂質もリノール酸、リノレン酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸で飽和脂肪酸はほとんど含まれません。
リノール酸は、血中のコレステロールを減少させる作用があり、高血圧や動脈硬化予防に効果があります。
また、ビタミンB1、B2、カルシウム、カリウム、リンを多く含み、カルシウム、カリウムは高血圧予防に大きな効果をを発揮します。

調理のポイント

選び方

大豆には成長の早い夏大豆と遅い秋大豆gあありますが日本では秋大豆が多く、旬は秋です。皮の表面にツヤがあり、ふっくらとしていて、皮が破れたものが少なく、形が丸く整っていることが品質の決め手です。虫食いの粒がないかもよく確認したほうがいいでしょう。

下ごしらえ

大豆をそのまま煮ると柔らかくなるまでに時間がかかりガス代、電気代が無駄になる上に味がよくないので一晩水につけて十分に水を含ませる必要があります。
水につけると、かさは2倍半になりゆでるとさらに3倍になります。煮豆の場合は、豆の量の3倍の水を入れ塩を少々加えます。一晩つけて、漬け汁を捨てずに火にかけてゆっくり煮ます。

保存方法

温度、湿度が高い場所では大豆は、水分を取り込み、劣化し、害虫を発生させる危険性もあります。風通しのよい低温の場所なら長期保存が可能です。

高血圧に効く成分

  • たんぱく質…体調を整える
  • カルシウム…ストレスを抑える
タグ:大豆
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2013年09月26日

アルギン酸がナトリウムを排泄する「昆布」

和食ではだしとしても料理の素材としてもおなじみの昆布は、奈良時代から食用に利用されるようになったと言いますから一実に長い間、日本人の食生活に欠かすことのできない海藻と言えます。
種類も多く、日本だけで45種の昆布があります。約9割は、北海道産ですが、消費量日本一は沖縄県です。沖縄の長寿の秘密はこの昆布にあるのかもしれません。昆布はすぐれた栄養食品で、その価値は欧米でも近年注目Lを集めています。

栄養と効果

昆布は、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく含んでいますが、特に甲状腺ホルモンのもととなるヨードの豊富さが特徴です。
ヨードには、新陳代謝を促す作用もあります。
高血圧に効く要素としては、まず食物繊維の多糖類アルギン酸は昆布のぬめりの正体ですが、余分なナトリウムを排泄して、カリウムの吸収を促す作用をもっています。
カリウム自体が、ナトリウムの排出を通して、l血圧を下げる作用がありますが、アルギン酸との相互作用でその効果はさらに高まるのです。
また同じく多糖類のラミニンという成分も高血圧を予防します。
海藻にたっぷり含まれるフコイダンについてはこちらに詳しいサイトがあります。

調理のポイント

選び方

昆布は、2年間で生育し、夏から秋に収穫されますから、この時期が旬となります。
黒っぽくて肉厚のものが味がいいです。
また、たいらなものが良品とされています。さらによく乾燥しているものでないと、品質が落ちている危険性があります。
こすり合わせてカサカサと音がするのがよく乾燥している証拠です。

下ごしらえ

昆布は白く粉をふいていますが、これは甘みのもととなる成分なので洗い流さずに乾いたふきんで軽くふきとる程度にします。
出汁用に使う場合は、昆布に切り込みを入れ、調理用の水につけておきます。
火にかけたら、煮立つ直前に取り出します。
また、煮物の場合には、水につけて戻し、ややふやけた感じになったら弱火でゆっくりと時間をかけて煮ます。
出汁用につかった昆布にはまだ十分に栄養が残っているので味付けをしてつまみなどにするといいでしょう。

保存方法

湿気は、カビや腐敗の原因になります。紙袋などに入れ、湿度、温度が高くならない所で保管しましょう。保存環境が整っていれば長持ちします。

高血圧に効く成分

  • カルシウム…高血圧を悪化させるストレスを軽減
  • ビタミンB1…神経の機能調節
タグ:昆布
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