2013年09月24日

タンニンの作用で血圧を下げる「柿」

柿は東洋原産で、日本にも原生種がいくつかあります。しかし、これは食用種ではなく、食用の柿は古い時代に大陸から伝えられたようです。
とにかく日本でもっとも古い果物のひとつであることは確か。甘柿と渋柿があり、甘柿の品種としては、富有、次郎、御所などの品種が有名です。現在、世界にー200種の柿があると言われます。古くから豊富な栄養を提供してきたと同時に多くの歌人、俳人にテーマを与えてきました。

栄養と効果

柿の栄養としてまず第一にあげられるのはビタミンCです。柿一つで1日の所要量を確保できるほどのビタミンCが含まれます。
また、果物としては珍しくビタミンAが含まれます。
柿の赤色は、ビタミンAの元であるカロチンなのです。
ただし、これは生の場合です。
干し柿になるとビタミンAは2.5倍になりますがビタミンCはほとんどなくなってしまいます。
高血圧に関しては、柿の渋みのもとであるカキシブタンニンが重要です。
カキシブタンニンには血圧を下げる作用があります。
ビタミンCが豊富なこともあり、柿を常食することは高血圧や動脈硬化の改善に役立ちます。

調理のポイント

選び方

赤みが強くヘタが緑色で鮮やかなものほど甘さがあります。

保存方法

柿は、長期間の保存が可能な果物です。特にもちはよくラップやビニール袋で密閉して冷蔵庫で保存すれば2〜3ヶ月以上、品質の低下なしに保存できます。

渋みを抜く

一般の店で渋柿が売られていることはないので心配はいりません。
しかし、甘柿でも渋みが強い場合、渋抜きが必要です。家庭できる渋抜きの方法としては、湯や焼酎につけるのがおなじみですが、どうsても味に変化がでてしまいます。
そこでおすすめなのがりんごの活用です。
りんご1個と柿数個を小さな穴をいくつか開けたビニール袋に入れておきます。1週間もするとりんごのエチレンが柿の渋みを抜いてくれしかも風味を損ねません。

高血圧に効く成分

  • ビタミンC…血中のコレステロールを減少させる
  • カルシウム…ストレスの抑制

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2013年09月21日

カリウムがナトリウムを排泄「りんご」」

中央アジア原産のりんごが、中国から日本に伝わったのは平安時代とされます。ただし、これは「和リンゴ」と呼ばれる超小型のりんごです。現在、食べている大型のりんごは、明治時代になって∃− ロッパから本格導入された甘ので、歴史は意外と新しいものです。
現在では、日本のりんごの品種改良は、世界一のレベルにあり、品種も膨大な数になりますが、ちょっと値が高くリンゴ好きにはツライところです。

栄養と効果

りんごの主成分は、果糖、ブドウ糖、ショ糖などの良質な糖質で、全体の10〜14%を占めます。
りんごの酸味は、リンゴ酸とクエン酸です。
高血圧に関して言えば、カリウムが豊富に含まれていることがポイントです。
カリウムは、体内の余分なナトリウムの排泄を促進し、血圧を降下させます。
また、食物繊維の一種である多糖ペクチンが、血液中のコレステロールの増加を抑える効果を果たします。
つまり、高血圧症や動脈硬化症には大きな効果が期待できます。
ペクチンは腸のトラブルを予防し、食物繊維としての腸壁への作用もあるので肥満予防にも効果があります。

調理のポイント

選び方

痛みが少なく、表皮に張りがあり、ツヤのよいことが第一条件です。
味はまず身がよく締まっていることになります。これは、重さで判断します。さらに香りが強いものがいいでしょう。
りんごは、赤、黄色、青などさまざまな色がありますがそれぞれの種の理想的な色を経験的に把握し、品種本来の色をしたものを選ぶようにします。
ただし、りんごは高価ですから品質本意もよいのですが、安い物をうまく活用するのもおすすめです。

下ごしらえ

皮をむくとりんごに含まれる酵素によって酸化し褐色に変色します。すぐに食べないのならこほ酸化を抑えるために塩水に浸します。

保存方法

比較的長持ちする果物ですが、できるだけ新鮮なうちに食べるほうがいいでしょう。
室温での保存が適しており、直射日光を避け、気温の上がらない場所を選びます。
りんごは置いておくとエチレンガスを発生します。
このガスは他の果物の成熟を早めるので他の果物と同じ場所に保存は控えます。
ただしエチレンガスはじゃがいもの発芽を抑える効果があります。じょがいもと一緒に保存しておくのが理想です。

高血圧に効く成分

  • カリウム…体内の余分なナトリウムを排泄
  • 食物繊維…脂肪の吸収を抑え肥満を予防


タグ:りんご
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2013年09月19日

エイコサペンタエン酸が血栓を溶かす「さんま」

落語「目黒のさんま」でもおなじみのさんまは、古くから日本人の食生活に欠かせない魚でした。古くから日本で食べている魚で、江戸時代から、すでに栄養価の高さが認識されていました。
主に太平洋側で獲れるさんまは、8月に釧路沖で漁獲が開始され、漁場が南下します。南下とともに脂がのってきて、tO月には、最良の味になります。「秋刀魚」の文字通り、秋を代表する庶民の味です

栄養と効果

さんまさば、いわしなどの青魚の魚油に含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)が血液中のコレステロール値を下げ、血栓を溶解する作用を持つ物質としてここ最近注目を集めています。
このEPAの効能はすでに科学的にも証明されており、血管に発生しやすい血栓をコレステロール値の低下によって防ぎ、さらにすでに作られている血栓を溶かし流すことが確認済みです。

EPAについては、血栓の予防にEPA・DHAがわかりやすいです。

これに加え、魚肉中に含まれるタウリンとアミノ酸の一種にコレステロールの沈着を防ぐ作用があるとも言われています。
旬の新鮮なさんまをたくさん食べることは、高血圧、動脈硬化改善、さらに脳出血や脳血栓、心筋梗塞の予防につながります。

調理のポイント

選び方

旬は9〜11月初旬です。さんまは成長とともに脂がのりますから、よく太った体の大きいものほど味がいいのが特徴です。体長30cm以上のものを選ぶといいでしょう。
また、口先や尾の部分が黄色いもののほうが脂がのっています。
一方、はらわたまで食べるので新鮮が特に重要なポイントですが、新鮮さを見分けるのは、背の青みが強いこと、身にハリがあって締まっていることです。身の締まったものは触ってみると弾力があります。

下ごしらえ

はらわたにも豊富な栄養があります。塩焼きなどの場合にはなるべくはらわたも食べるようにします。塩焼きの場合には体長が長すぎる場合場合には斜め半分に切ります。
そして塩をふって30分ほどおいてから焼きます。
強火で焼いたほうがおいしく焼けます。

保存方法

さんまは、はらわたが食べられる魚であり栄養素のエイコサペンタエン酸はすぐに劣化しますので、可能な限り新鮮な状態で食べる方がいいでしょう。
万が一買ってからすぐに食べない場合は、冷蔵庫にラップなどでくるんで保存し、翌日以降に食べる場合には、はらわたは取り除くほうがいいでしょう。l

血圧を下げる成分

  • 脂質…EPAが血中コレステロールを下げる
  • たんぱく質…体調を整える

タグ:さんま
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2013年09月17日

欧州では古くからの万能薬「セロリ」

原産地の欧州では、古くから万能薬として活用されてきたセロリ。豊臣秀吉の朝鮮出兵で、朝鮮半島から日本にもたらされました。その後オランダ人が、西洋種のセロリを持ち込んだことから、日本では「オランダみつば」の名で呼ばれました。
しかし強い香気が、日本ではあまり受け入れられず、普及したのは第2次世界大戦後。その個性的な香りから、コンソメスープなどの香りづけとして欠かせない野菜です。

栄養と効果

セロリは、水分の多い野菜で、重量当たりの栄養の含有量はそれほど多くはありませんが、ビタミンA(カロテン)、ビタミンB1、B2、Cなどのビタミンとカルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムなどのミネラルがバランスよく含まれています。
ヨーロッパでは、古くから高血圧の薬として定着し、近年、セロリに血圧を下げるが効果が確認されています。
作用の詳細やまだまだ未確認部分も多いのですが、ビタミンAとビタミンCが新陳代謝を促進し、神経系の調整機能が働いているためだと考えられています。
これにカリウムやマグネシウムの効果が相乗されて、隆圧作用をもたらしているようです。
高血圧には是非摂取したい野菜です。

調理のポイント

選び方

茎の色や緑色は、種類の違いですが、緑色のもののほうが太いものほどおいしいです。
茎はそりくぼみがありますが、このくぼみが狭いほうが良品です。
茎の色がうすいもの、早茎が黄ばんでいるもの、あるいは、茎の筋が浮き出ているものは、かなり時間が経過して鮮度がおちているものです。
また、茎を押してへこむようであればかにガスが入っている危険があります。

下ごしらえ

全部が可食部分になりますが、頑固な筋は歯触りの妨げになりますから取ります。
筋のところで折りひっぱってついてきた筋を取ります。料理のタイプに合わせてサイズを揃えます。栄養価が最も含まれるのは葉の部分です。

保存方法

鮮度が大切ですからとにかく早めに食べるようにします。
どうしても残る場合には水を吹き付けた新聞紙にくるみ、日光のささない湿度の低いところに起きます。
夏など気温の高いときは冷蔵庫での保存になりますが、湿度を奪われ味が落ちるのでラップなどをつかって密閉します。

血圧を下げる成分

  • カリウム…余分なナトリウムを排出
  • ビタミンC…血液中のコレステロールを減らす
タグ:せろり
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2013年09月14日

カリウムで血圧を下げる「にんじん」

ヨーロッパ、北アフリカ、小アジアの広い地域を原産地とするにんじんは、古くから野菜として活用されてきました。
日本に来たのは、江戸時代の初期ですから、それほど古い野菜とは言えません。かつては、紫、白などの色のにんじんも広く栽培されていたと言われますが、現在もっとも一般的なのは西洋にんじんで、残念ながらほとんどは輸入品です。一方で、深紅が美しい高来の京にんじんも、珍重されています。

栄養と効果

ニンジンには、話題のβカロテンをはじめとしたビタミンAがきわめて豊富で、にんじん50g食べれば1日のビタミンA所要量を摂取できます。
しかもビタミンEを除く種々のビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維などをバランスよくふくみ「野菜の王様」に恥じない高い栄養価です。
高血圧症に関しては、カリウムの隆圧効果が重要です。
このカリウムは血圧の調整機能に作用して速やかに血圧を下げます。
カリウム自体が体内の余分なナトリウムの排出に作用しますから2重に隆圧効果が期待できます。

調理のポイント

選び方

表面がなめらかでみずみずしくでこぼこがないものを選びます。
大きさととしては、大きすぎると中にすが入っている危険性があるので、中型以下のものがいいでしょう。
茎に付け根を見て、あまり茎の切り口が大きくないのがいいでしょう。
切り口が大きいものは、中心部が硬いケースが多いためです。また、茎の付け根は赤味が多いのいいでしょう。
緑や黒の部分が多いものは味が落ちます。

下ごしらえ

カロチンの吸収は、油によって高まりますから油炒めが理想です。
いずれにしても身が硬いので軽くゆでる必要があります。
にんじんは加熱すると香りが強くなるのでにんじん嫌いの人には生がいいでしょう。
千切りにして水に浸しよく冷やせばにんじん特有の臭いはほとんどなくなります。

保存方法

気温の高い季節はビニール袋などに密閉して冷蔵庫で保存します。
通常は、室内で保存することができますが日光の当たらない気温の低い場所がおすすめです。
長期保存が可能ですが、湿気が多いと傷みが早くなります。

血圧を下げる成分

  • ビタミンA…隆圧作用
  • カリウム…余分なナトリウムを排出
posted by Blood pressure at 10:28 | Comment(0) | 食材