2013年09月14日

カリウムで血圧を下げる「にんじん」

ヨーロッパ、北アフリカ、小アジアの広い地域を原産地とするにんじんは、古くから野菜として活用されてきました。
日本に来たのは、江戸時代の初期ですから、それほど古い野菜とは言えません。かつては、紫、白などの色のにんじんも広く栽培されていたと言われますが、現在もっとも一般的なのは西洋にんじんで、残念ながらほとんどは輸入品です。一方で、深紅が美しい高来の京にんじんも、珍重されています。

栄養と効果

ニンジンには、話題のβカロテンをはじめとしたビタミンAがきわめて豊富で、にんじん50g食べれば1日のビタミンA所要量を摂取できます。
しかもビタミンEを除く種々のビタミン群、カリウム、カルシウム、食物繊維などをバランスよくふくみ「野菜の王様」に恥じない高い栄養価です。
高血圧症に関しては、カリウムの隆圧効果が重要です。
このカリウムは血圧の調整機能に作用して速やかに血圧を下げます。
カリウム自体が体内の余分なナトリウムの排出に作用しますから2重に隆圧効果が期待できます。

調理のポイント

選び方

表面がなめらかでみずみずしくでこぼこがないものを選びます。
大きさととしては、大きすぎると中にすが入っている危険性があるので、中型以下のものがいいでしょう。
茎に付け根を見て、あまり茎の切り口が大きくないのがいいでしょう。
切り口が大きいものは、中心部が硬いケースが多いためです。また、茎の付け根は赤味が多いのいいでしょう。
緑や黒の部分が多いものは味が落ちます。

下ごしらえ

カロチンの吸収は、油によって高まりますから油炒めが理想です。
いずれにしても身が硬いので軽くゆでる必要があります。
にんじんは加熱すると香りが強くなるのでにんじん嫌いの人には生がいいでしょう。
千切りにして水に浸しよく冷やせばにんじん特有の臭いはほとんどなくなります。

保存方法

気温の高い季節はビニール袋などに密閉して冷蔵庫で保存します。
通常は、室内で保存することができますが日光の当たらない気温の低い場所がおすすめです。
長期保存が可能ですが、湿気が多いと傷みが早くなります。

血圧を下げる成分

  • ビタミンA…隆圧作用
  • カリウム…余分なナトリウムを排出
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2013年09月12日

カリウムがナトリウムを排泄「春菊」

春菊は地中海沿岸を原産地とするキク科の植物で大葉種、中葉種、小葉種があり、日本で食用としておなじみは中葉種。
日本に来たのは17世紀の江戸時代。
ヨーロッパでは観賞用として栽培されてきました。
日本では野菜として普及。多くの調理法が開発され特に冬の鍋物に欠かせない野菜です。

栄養と効果


緑黄色野菜の代表格である春菊には当然のことながらビタミンA、Cが豊富に含まれます。
他の緑黄色野菜と比較して特徴的なのは、カルシウム、リン、鉄、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれること。カリウムが体内の余分なナトリウムを排出する役割を果たしカルシウムが精神的ストレスを解消するのに加え高血圧症の改善にマグネシウムが重要な役割を果たします。
マグネシウムには毛細血管を拡張子、血圧を下げる働きがあり、しかも精神機能を正常に保つ機能があるのです。
また、豊富な食物繊維が便通をよくし、肥満を予防します。

調理のポイント

選び方

味と香りがよい春菊の条件は、まず茎がしっかりしていて茎の長さが5cm程度、葉の長さが15cm程度、さらに葉が鮮やかな緑であることです。
茎が太くて硬いものは、生育が進みすぎて味も香りも劣ります。また、黄色が混ざっている物は確実に鮮度が落ちているため、避けるようにします。

下ごしらえ

栄養のを考える場合に春菊はゆで時間が重要です。
煮すぎは栄養が抜けてしまいます。
生食アクが強いため難しいのですが、ゆで時間が長いとビタミンCが損なわれてしまいます。ゆでた後に水にさらしますがさらしすぎないように注意します。

保存方法

ラップなどで空気を遮断し冷蔵庫で保存します。

血圧を下げる成分

  • マグネシウム…毛細血管を拡張
  • ビタミンC…血中のコレステロールを下げる


posted by Blood pressure at 11:43 | Comment(0) | 食材
2013年09月10日

タウリンが血圧を安定させる「かき」

かきは「海のミルク」の別名をもち、古くから世界中で親しまれてきました。日本でも古くから栄養源として活用され、現在では、主に養殖ものが出回っています。
産地は広島県産が約70%、宮城県産が約10%。日本古来のかきは「マガキ」ですが、最近は、「フランスガキ」などの外国種の養殖も行われています。稚貝から収穫までの2年の間に、滋養となる栄養分を海水からじっくりと吸収します。

栄養と効果


かきの栄養価の高さは定評があります。まず、身に含まれる糖質は、筋肉などのエネルギーにそのまま使われるグリコーゲンでビタミンB1、B2、ナイアシンなどのビタミン類、鉄、リン、カルシウムなどのミネラル類も豊富です。
高血圧に関しては、アミノ酸に含まれるタウリンという物質がことに重要な役割を果たします。
タウリンは、血圧の高低を補正し、血圧を正常に保つ作用があります。
また、血栓を予防する機能ももちさらにコレステロールを減少させます。かきに含まれるシステロールという物質が血液中のコレステロールを下げる効果もあります。

調理のポイント

選び方


かきは英語の月名で「Rがつかない月には食べてはいけない」というように5月(May)から8月(August)までにとれたかきは食用には不向きです。
これは産卵期にあたる夏場、生殖巣が熟して毒化しやすいこと、さらに生殖巣の成熟のために栄養がとられ、味が極端に落ちることになります。
やや青みのある乳白色で身の盛り上がってハリのあるもの。
さらに緑の黒さが強いものが新鮮です。
殻付きの生牡蠣の良品は、値段もはるのでむき身の冷凍ものも活用するようにしましょう。
また、生のむき身で淡水などでふやけたものは時が間違いなくおいしいですし、料理の素材としてもすぐれています。

下ごしらえ


生食用と明記されたもの以外は、生では食べられません。むき身は殻の断片などが付着しているので塩水で洗ってから使うようにします。

保存方法


他の貝のように水に長時間浸さないこと。生食は、購入後、冷蔵しても1日中置かないようにします。
火を入れて使う場合でも長時間の冷凍保存は向きません。
2〜3日使わない場合には冷凍保存し、自然解凍するようにしましょう。

血圧を下げる成分

  • 鉄分…貧血を解消
  • ビタミンB1…神経の機能を調整
posted by Blood pressure at 12:21 | Comment(0) | 食材
2013年09月07日

血液を浄化する「きくらげ」

きくらげは、クワやグミなどの枯れ木に生える食用きのこです。紫褐色のクロキクラゲと白色のシロキクラゲがあり、クロキクラゲは中華料理の素材としておなじみです。
一方シロキクラゲは、中国で「銀耳」と呼ばれ、不老長寿の薬とされてきました。日本でも古くから食されてきましたが、近年、本格的な中華料理の普及で、日本での知名度も増しています。シコシコした歯ざわりと高い栄養価がもち味です。

栄養と効果


乾燥させたきくらげは、きのこ中最大の鉄とカルシウムの含有量を誇るミネラル食品。この両ミネラルは、日本人に不足している数少ない栄養素ですからきくらげを日常的に食べることは非常によいことです。
なお鉄分は、クロキクラゲにシロキクラゲの10倍含まれています。
また、しこしこととした歯触りの正体である膠質は、たんぱく質を主成分として血液の浄化作用があることがわかっています。
カリウムの含有量は、きのこ全般に多いのですがきくらげのカリウム量は事に多く体内の余分なナトリウムを排出します。

調理のポイント

選び方

きくらげのもち味はシコシコ感。このシコシコ感は大きいモノ、肉厚のものは豊です。
また、表面にツヤのあるもの、光沢のあるものののほうが新鮮です。
一般に流通しているクロキクラゲは、乾燥物ですが、乾燥していても肉厚、ツヤなどを見ると判別できます。
クロキクラゲは、色が濃く黒光りしたものほど、栄養価が高いということがいえます。
小降りで表面が粉をふいたように乾燥しているものは栄養価が劣っているのでもどしてもかたさが残り、歯触りに難があります。

下ごしらえ

きくらげは1年を通して旬といえるのです。一般に流通している乾燥ものは一晩かけてもどすのが理想です。
ただ、急いでいる場合は、数十分でもいいでしょう。

保存方法

乾燥物もかなり水分を含んでいますから常温での保存は避けましょう。冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに食べるようにします。

血圧を下げる成分

  • カリウム…体内の余分なナトリウムを排出
  • たんぱく質…血液をきれに浄化
タグ:きくらげ
posted by Blood pressure at 12:14 | Comment(0) | 食材
2013年09月05日

毛細血管の強化「アスパラガス」

最近、缶詰のホワイトアスパラより、おなじみとなったグリーンアスパラ。栄養価もホワイトアスパラよりはるかに高い健康素材です。アスパラガスは、紀元前からギリシアで生薬として活用されていた野菜で、漢方では根が使われています。日本には江戸時代に入っていたと言いますが一般的に普及したのは戦後。しかも、一般家庭の食卓に並ぶようになってから、まだ10年そこそこといったところです。

栄養と効果

血圧を下げ、毛細血管を拡張する働きを持つアミノ酸にアスパラギン、アスパラギン酸があります。実はこのアスパラギンはアスパラガスから分離されたもの。アスパラガスの甘み成分であるアスバラギン酸には新陳代謝を活発化したんぱく質合成を促進する働きもあります。その他、ビタミンA、B1、C、E、ルチン、カルシウム、リン、鉄などが含まれます。特にルチンは血管を強化し、毛細血管の柔軟性を高め、血圧を下げる働きがあります。高血圧、動脈硬化に効果を発揮します。ルチンの効能、効果はこちら

調理のポイント

選び方

鮮やかな深い緑色であること、穂先がしまていること、切り口に黄ばみがなくしっとりしていることが新鮮さの条件です。さらに爪のように見える葉は色が薄く茎にそってぴたりとついているものが高品質です。茎が太いものほど柔らかいのですが値段の高さが難点。十分に火をとおして食べる工夫をします。

したごしらえ

ゆでる際に全体を同時に入れると茎がかたいので穂がくずれてしまいます。数分、茎を下にして煮立ててから全体を煮るようにします。茎も下のほうのかたいところは切り皮の表面が硬い場合には皮をむきます。

保存方法

新鮮なうちにたべてしまうのが最もよい方法で長期保存は避けます。高温で空気に触れていると成長してしまい味がおちます。冷蔵庫で乾燥しないように保存します。冷凍する場合は、下ゆでしてから水気をきって保存します。

高血圧に効く成分

  • ビタミンB1…消化液の分泌を促進し神経の機能調整をすうる
  • ビタミンC…血中のコレステロールを減らす
posted by Blood pressure at 12:25 | Comment(0) | 食材